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NHK囲碁講座テキスト

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誰に見てもらいたい番組なのか。

(2013 Apr 7)

2013年3月いっぱいで終了した吉原由香里と吉田美香による囲碁フォーカス。

それと比べると、やってることのレベルはかなり落ちる。

それならそれで構わないのだが、今年度の囲碁フォーカスはどのくらいの棋力の人をターゲットにしているかを明確にしておく必要がある。

前年度は「目指せ初段」ということで、そのぐらいの棋力をもつ視聴者が楽しんでみていたと思うが、生徒役の高杉瑞穂の棋力と万波奈穂が教えていることを考慮すると今年度は「初心者から中級者向け」の番組だろう。

あまり棋力が高くない(もしくは囲碁を知らない)若い女性や男性が囲碁の番組を見てみようと思うには、見た目が大事。

そして難しいことをやっていたら見ていてもついていけない。

囲碁人口の裾野を広げるために、かわいい万波とイケメンの高杉を起用して、易しい内容を扱うのは正解。

誰もが気軽に入ってこれる。

初回ということを差し引いて考えなければならないが、番組の流れは非常に悪かった。

その大きな原因は先生及び進行役の万波奈穂がかみまくっていたこと。リハーサルはちゃんとやったのか。

また、二人のまが悪すぎる。変な間隔があくことが多々あり、見ていて危なっかしい。二人は共演者としてもっとうちとける必要がある。

飲みにでもいけば?

万波と違い高杉は俳優というだけあって、かむこともなく終始落ち着いて見えた。

どっしり構えているので見ていて不安な感じは全くしなかった。

ただ、彼に十九路盤は大きすぎる。前年度同様に十三路盤で教えてあげたほうがいい。

きたろうも一年で棋力が著しく伸びた。初中級者向けなのだから、尚更十九路を使う必要はない。

最後に、「マジカル~」といって煙をモクモク画面いっぱいに出させる必要はどれだけあるのだろうか。

これからどうなるのかしばらく様子見で。

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