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NHK囲碁講座テキスト

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普及指導員に必要な経費に全くふれない番組。

(2014 Feb 23)

今日の囲碁フォーカスでは普及指導員の特集をしていた。囲碁を通して交流ができる。世の中に役立つことができる。

そんな期待をいだいた人も少なくないだろう。

しかし、それにはある程度のまとまったお金がいる。

  • 初期登録料(1期は3年)
    • 1期目:52500円
    • 2期目以降:5250円
  • 日本棋院会員
    • 賛助会員、後援会員など、いろいろな種類の会員があるようで、どの会員になればいいのかはよくわからないが、年額3150円から105000円のものまで実に様々。
  • 初段以上の免状
    • 初段の免状取得には最高で31500円が必要。段があがると手数料はどんどんあがり、六段の免状取得にはなんと21万円かかる。

初段の力があって囲碁の普及に情熱があるものの、お金がなくては日本棋院の普及指導員にはなれない。

なれなければ日本棋院の普及指導員研修会などのサポートを受けることはできない。

日本棋院は「お金がない?ではお引き取りください。」と言っているようなもの。

「囲碁は金持ちの道楽だ」という人が存在する理由は、実際に結構な金がかかる上記のような制度にも起因しているに違いない。

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