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彦坂直人の志田達哉いじりが面白い。 2013年7月7日 NHK杯

今日の解説は彦坂直人。見た目はいたって堅物のおじさんという感じだが、しゃべりが軽妙で歯に衣着せない。

彦坂の解説を一回通して聞けばファンになる人も少なくない。

のらりくらりと曖昧な解説をする人もいるが、彦坂は白黒はっきりした解説をする。

それでいて言葉使いが固くない。聞き手の下坂美織も最初はいつもより緊張しているようだったが、彦坂の喋りなれた感じのトークスタイルにより一気に笑顔が多くなっていった。

対局者の一人の志田達哉は同じ研究会の後輩ということで、よく知っているらしい。

  • (打っている姿は)勝ってても負けててもいつもこんな感じ。
  • 志田くんは石をそっと置くでしょ。研究会でもいるのかいないのか本当にわからない。すごい静か。
  • 志田くんは(今後の展開が)すぐに読めちゃう。早碁のNHK杯、優勝してもおかしくない。
  • (難解な死活に直面する志田に対して)志田くん、これが読めたら神だね。
  • (その死活を見事読んだ志田に対して)志田先生。

彦坂が志田の魅力を一気に引き出してくれたおかげで、志田が今まで以上に身近に感じられるようになった。

坂井の逆襲で中押し負けとなったが、「死活の神」が今後のNHK杯で上位進出することを願ってやまない。

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