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NHK囲碁講座テキスト

【布石】雲龍ジマリ

2014年8月の囲碁フォーカスで取り上げられた。大橋拓文によると、昔からあった布石らしい。 右上の黒1、左上の黒3、黒5のシマリ方が横綱の土俵入りの型である「雲龍型」を連想させることからこの名前をつけたという。

具体的には、下のビデオの1分32秒あたり、鶴竜が若干前にかがみながら中腰で右手を大きく右側にのばす。そのときの右肘、右肩、左肩は、それぞれ黒5、黒3、黒1とみなせる。だから「雲龍ジマリ」と名づけられたらしい。

雲龍ジマリでは、黒は左上に白が進入するように誘っている。その誘いに乗じて、白6でD16なら黒17まで白は一気にシボられることになる。