- さかなクンのお父さん。
- とにかく上達するには数を打つこと。それで自分もうまくなれた気がする、と話していた。
- 棋風は独創的で、常識破壊とまで形容されることもある。
昔、検討会で自分が思う手を検討してもらおうとしたら、
そんな奇想天外な手は話にならない、というような感じで相手にしてもらえなかったという。
宮沢いわく、「囲碁は盤面でいかに効率的な形の陣地を作っていくかが勝負となる。定石などの型に頼りすぎると、それを見失いかねない。」
だから宮沢は常識よりも自分の感覚を信じる。
「難しい、どうなるかわからない方に進んでみたい。決まりきった形でいきたくない。」
そして対局者に自分の打った手の答えを聞いてみたい。
宮沢にとって一生の宝である師匠の木谷実の言葉(以下)が、そのような宮沢をつくりあげているのかもしれない。
「打つ手は一長一短であり、打ってみないとわからない。」
(2014年9月の囲碁フォーカスより)
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