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NHK囲碁講座テキスト

【生き方・隅】辺に広げてから隅へ広げる。 2014年11月14日 囲碁フォーカス

黒番。白8の後(黒3ではB16)、黒9が問題。生きるためには二眼を確保するのに十分なスペースが必要。隅で生きをはかるとき、まずは辺を広げて次に隅へ広げる。

正解はB14。D14の白石は、その上に白の援軍がいるので比較的強い。攻めないほうがいい。だから一路上のC14は不正解。相手が強いときは、ツケたりして攻めるようなことはしない。

そして、二眼スペースを確保するために陣地を広げていく際、前述の通り、「まずは辺、次に隅」が順番。黒15まで、黒は二眼ができるだけの十分な陣地の確保に成功した。

ちなみに三々へ打ち込む際、D16(星)とD14に白石がある場合は黒3ではB16のコスミが非常に大切。