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NHK囲碁講座テキスト

【布石】小目に大ゲイマガカリされたら挟むかこすむ。 2015年5月15日 囲碁フォーカス

右下でツケヒキ定石。白がR11にひらいた後、黒が左下に大ゲイマガカリした場面。白番。

大ゲイマガカリは小目から少し離れているので、穏やかな図を目指すときによく使われる。白はかかった黒を挟むかこすむかのいずれかになる。

もし白がはさんでくれば、黒は小目の白にツケ。白1で星下(C10)から挟んだ場合、白7でD5が正解。

白1でC8と一間まで詰めて挟んできた場合、白11でF5のカケが大事。黒12でE5に出られても白は慌てない。黒14でD6に切られたとしても白15でE3とすれば黒3子をシチョウにかかえることができる。

なので黒14ではE3が必須でそのあと白15ではD6となり、定石が終了。白11 では押してはいけない。下辺に黒に四線で地を築かれてしまう。四線の地は大きくなりやすいので、相手には作らせない。

白1でC4にこすんだ場合、黒2で二間ビラキ(C9)なら定石は終わり。黒2でD10なら白5でG3まで。