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NHK囲碁講座テキスト

【捨てるか否か】隅が生きなら動き出す。 2016年1月17日 囲碁フォーカス

黒番。左下の黒が生きているならばD7の黒一子は動き出せる。助けるべきか否か。

正解はE7。左下の黒は生きているので、D7の黒一子は助け出してよい。白2でD9と白も動き出したら、黒3でG7に一間トビ。さもないとF8にかけられて動き出した黒二子は死んでしまう。

その後の白4で白が左下の黒を殺しにきたときの対処法。白4でB7なら黒5はA5が必至。これ以外では種石二つ(C6、C5)を助けつつ左下で二眼を確保することはできない。

上記の種石二つは、取られるとD7の黒一子を動き出した手が悪手になってしまうので、絶対に取られてはいけない。

左下の黒が生きて白10でF9に一間トビなら、黒11でH8にコスミ。黒13はJ3へのウチコミとG10へのカケが見合い。