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NHK囲碁講座テキスト

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本因坊戦とは

日本囲碁界には大きなタイトルが7つあるが、その中でも上位に位置するのが「本因坊」というタイトルなので、この本因坊をかけた戦いを「囲碁芸人」の回では取り上げてもらいたい。

勝敗は1日では決まらない

まず、一局は二日かけて行われる。各対局者の持ち時間は8時間。合計で16時間だから、一日で終わってしまうということはない。

一日目の終わりには「封じ手」がある。次にどこに石を置くかを決めて、紙に書いて責任者に渡しておく。このようにして次の一手を封じておくことで、両対局者の公平性が保たれる。

眠そうな対局者も

持ち時間がたっぷりあるため、最善の一手を求めて長考は多い。相手が考えにふけっている間、待たされている方はあくびをしていたりもする。

昼食

昼食をとるとき、両対局者は対局室から退席して別の場所で昼食を食べる。昼食の時間は1時間ぐらい。この休憩前に封じ手はない。1時間で戻ってくるからわざわざ封じる必要はない、という考えか。

おやつ

対局中、3時ごろにはおやつが出る。退席するのではなく、おやつを対局者のわきに置いてくれる。対局者は対局しながら、それを好きなときに食べる。

離席

自分の番でないなら、席を外してもいい。

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