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NHK囲碁講座テキスト

ナカデ



「中手」とも書く。相手の陣地の中に手を入れていって、最終的に相手の石を全部とってしまうことから。3目ナカデ、4目ナカデ、5目ナカデ、6目ナカデの計4つ。 三角印が生死の急所。白から打てば白は生きられるが、黒から打てば白は全滅。

  • 3目ナカデ(左図上2つ)
  • 4目ナカデ(左図下2つ)
  • 5目ナカデ(下図上2つ)
  • 6目ナカデ(下図下1つ)

ちなみに、4目ナカデ(右下の図)は三角印がない。この形の場合、白が生きるには例えばO7とP6に二手連続で打つことが必要。よって、黒は白に例えばO7とされたら、P6に打つ。すると白は二眼つくれなくなり全滅となる。 形が花に似ているので、5目ナカデ(右側のほう)は「花五(はなご)」、6目ナカデは「花六(はなろく)」と呼ばれることもある。