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NHK囲碁講座テキスト

ワリウチ





相手の石を「割って打つ」のでワリウチ。序盤で相手の勢力圏内に侵入する際に使われる。 2014年囲碁フォーカス講師の宋光復によると、ワリウチの基本的なルールとしては以下のとおり。

  • 九路以上あるスペースに割り打つ。
  • 相手につめ寄られたら、必ず二間にひらく。
  • 中央への進出よりも、その場所で生きることが先決。

左図(1つ目)の場合、白1で三線のR10がワリウチ。白3でR13に二間ビラキをして石を安定させる。

ちなみに、左図(2つ目)にある黒石、R15とR8のように、三線二間ビラキをしている自分の石が両側から一間で詰められている場合は、 P10と中央に一間に飛んで補強する手が非常に大切。

さらに、左図(3つ目)はワリウチをしないほうがよい図。相手の石(Q17)が四線の場合、ワリウチよりも辺にひらくK16がよい。