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NHK囲碁講座テキスト

笑顔が足りない小松英樹が一方的に同意を求めて質問。

2015年4月からの先生は小松英樹九段。「親分」というあだ名をもらうだけあって、どっしりかまえている。しかしテレビとしては物足りない気がする。

まず、トークの最中に戸島花や天元に話をふられても受け答えが淡々としていて話が膨らまなくて単調。シーンとなってしまうので戸島も天元も気をきかせて何か質問したり話を膨らまそうと必死なのが伝わってくる。でしゃばりはよくないが、自分からいろいろと話すぐらいが丁度いい。 

次に、顔の表情が固い。まだ始まったばかりだからかもしれないが、笑顔が少なすぎる。口角を上げることは常に気にしておいた方がいい。

4月12日(再放送17日)の囲碁フォーカス2問目で下辺のだぶついた石を説明しているとき、「この石なくてもいいと思いません?」「誰が見てもそう思いません?」と戸島に話しかける小松。

これはよくない。小松に「そうに決まってるでしょ」感満載で聞かれては「いや、そう思いません。」と言えるわけがない。

結構囲碁が打てる戸島は実際にそう思わなかったかもしれないが、視聴者特に囲碁初心者には「誰が見てもそう」だとは思えなかっただろう。なかにはそんな言われ方をして気分を害した人もいただろう。

小松には戸島を通してテレビを見ている囲碁ファンに話しかけていることを忘れないでもらいたい。NHK囲碁講座は戸島のためでなく、視聴者のためにある。