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NHK囲碁講座テキスト

【シノギ】眼形を作りやすい隅に入るための一手。 2014年3月16日 囲碁フォーカス

問題2の後しばらくして、左上に戦いの場が移動。黒3でD16のあと、白6でD15に当てられた場面。黒7が問題。

正解はD18。そのあと黒9ではアタリを打ってしまうのが良く、白10で白がついでくれれば、黒11でカケツギ。結果、黒は隅で生き形。

眼形を作りやすいのは隅なので、隅に入っていく足がかりとして黒7でD18が肝要。逆に白からD18にサガリを打たれると、黒は隅に入っていけなくなり非常につらい。

ちなみに、白10で白はつがないでコウにすることもできるが、この場面では普通はしない。なぜなら、左上は元々白の陣地になりそうだった場所。

そこで白がコウに負けると被害が非常に大きい。黒の地がなかったところなので、黒は負けてもともと勝てればラッキー、黒にとって気楽のコウ。