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NHK囲碁講座テキスト

【隅の死活】急所をついてから、欠け眼を攻める。 2015年11月6日 囲碁フォーカス

白2でR6と大場に向かった白を咎めようと、黒7まで左上の白に猛攻。白8のカケツギの後の黒番。

正解は黒9でA18。

黒3でE17にさしこんだことでD18のスペースは欠け眼。よって、黒11でD19、黒13でD18、黒15で再びD18と打ち、駄目を詰めていくのがよい。この流れを講師の林は「二個捨てて一個捨てる」とよんでいた。石塔シボリも同じ考え方。

不正解は黒9でD19。そうやって欠け眼のほうから攻めると、白10ではA18とされて隅で小さいながらも白に生きられてしまう。白に半分ぐらい生きられたことになり、これでは黒の追求不足でよくない。