サイト内注意事項 NHK囲碁講座テキスト
囲碁は常に黒石からスタートする。後攻めの白石は不利ということで、白にはハンデが与えられる。これを「コミ」という。 例えば「コミ6目半」といえば、白は対局が始まる前から6目半の地を与えられている、ということ。 地の数が同数で終局する、つまり対局が引き分けで終わる、ということを避けるために、コミは「~目半」と「半」がつくことが通例。 ちなみに、プロの対局のコミは徐々に増やされてきている。例えば本因坊戦。1941年に開催された第1期のコミは無し。1943年の第2期は4目半。それから約30年後の1975年、第30期は5目半。そして2004年の59期には6目半になった。 先攻の黒がどれだけ有利かということ。