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NHK囲碁講座テキスト

ヨセ

「寄せる」こと。対局の終盤で相手が自陣に入ってこないようにすること。さらには相手陣地を押していってそれを小さくすること。「序盤と中盤が強くなればアマ五段ぐらいにはなれる。しかしそれ以上はヨセで勝負がつく。」と井山は言う。

また、張栩は「答えのあるヨセで間違えるのは恥」と思っているようで、だからヨセが始まる終盤に持ち時間を残すような戦略をとるらしい。

2013年度の囲碁フォーカスで万波佳奈はヨセるときに心得ておくべきことを以下の3つとしている。

  • 「キズ」を探す
    • 相手の石でキズがあるところはどこか。しっかりつながっていないところはどこか。
  • 「スカスカ感」のある場所へ
    • 相手の陣地でしっかり囲われていないところはどこか。
  • 「残り石」を活用する
    • 相手の陣地に取り残された自分の石。それが「残り石」。残り石を捨石として利用して、大きくヨセる。

囲碁フォーカスで取り上げられたヨセの問題はこちら